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ラボに入って3週間経ちました。

ラボに入ってからこれまでのことについて書きたいと思います。



前回5月30日にプログラム開始と書きましたが、その日は夏に研究する生徒と教授がピザを食べた後、ラボでの注意とかの説明を聞く日でした。


そしてその後はわくわくドキドキの初ラボ!になるはずだったのですが、教授がなんとハワイに行ったということでその週は休みになりました。あんまりハワイは似合わなさそうな教授なんですが…。たぶん家族サービスでしょう。


そして次の月曜日の午前中に1時間半にもわたり、自分がやるプロジェクトについて説明してもらいました。とてもおもしろそうなプロジェクトで胸が高鳴りました。


ところで、その日の午後はプログラムの参加者がコンピューターラボに集まってabstract(研究の概要)をインターネットに投稿して意見を交換する日でした。他の参加者にとっては研究開始後4日目だったのですが、自分にとっては初日で、ついさっき自分が何をやるか聞いたばかりだったので急いで超簡単なabstractを書きました。



そして忘れもしない研究開始3日目。その日は昼の12時に所属するFry Groupのミーティングがありました。

午前11時55分ごろ、反応完了に2,3時間かかる反応を起こすために必要な1,2-dimethylimidazole(以下dmim)という薬品を量っていました。これをフラスコに移してiodomethaneという液体をかけておけば昼休み後に帰ってきたときに目的の1,2,3-trimethylimidazolium iodideがバッチリ生成しているはずでした。

それはFry GroupのNo.1的存在の大学院生Anthonyがもうすぐミーティングの時間だとみんなに言った直後でした。重さを量るのを急ごうとしたときに、うっかりdmimの瓶を落としてしまったのです。

音を立てて割れた瓶。

Anthonyが冷静に落とした物質は何かを僕に聞きました。dmimだと答えると落としたときの対処方法はMSDSに何と書かれていたかと聞きました。MSDS (Material Safety Data Sheets)というのは化学薬品を安全に扱うための情報が載っているもので、Anthonyに初めて扱う化学物質については調べておくように言われていたものでした。しかし、僕は融点、沸点など簡単な情報しか見ていなかったので、落としたときの対処法まで細かくチェックしていませんでした。

Anthonyは特に僕を叱ることなく、自分でMSDSをチェックして落とした薬品を処理する担当の人に電話してくれたのでした。そして12時10分くらいに僕にミーティングに行くように言ったので、僕は遅れてミーティングに行きました。


そこで自分は生まれて初めて化学薬品を落とすということをしてけっこう動揺していたのですが、ミーティングではProf. Fryが雑談をしていて、海の近くにKurashikiというロシア語みたいなところがあるという話をしていて、僕にKurashikiを知っているかと尋ねました。

そんなアメリカのどマイナーな場所なんて知らん!と思っていたらOkayamaにあるというFry。そこでやっと日本の倉敷のことだとわかりました。日本語であっても英語発音されると全くわかりません。(ちなみにアメリカ人は僕の名前のYusukeを「ユースキ」と発音します。)

Fryはちょくちょく日本の化学者と共同で研究していることもあって、何回か日本に来たことがあるのです。


遅れてAnthonyも来て始まったミーティングでは実験ノートのおすすめの取り方と定期的なミーティングで順番にそれぞれの研究内容のプレゼンテーションをするという話でした。


その後、割れたdmimについて聞いたFryは特に怒ることなく、笑って「落ちた瓶に残ったやつを使えばいいじゃん」みたいなことを僕に言ったので、そのとおりにしました。後でAnthonyが隣のProf. Calterのラボからdmimを借りてきてくれました。


後になって思うと全然急ぐ必要はなかったのですが、あとほんの少しだったので急いでしまいました。今後はちゃんと事前にMSDSをチェックします。



そんなかんじで研究対象の化学物質を合成した後は、電圧をかけて流れる電流を調べるVoltammetryという実験を開始しました。この実験を始める前には窒素を通して還元されやすい酸素を追い出してやる必要があるのですが、その窒素を通す針が析出した塩によって詰まってなかなか実験が進まないということが起こりました。



そして現在、先ほどのVoltammetryの結果を説明するためにコンピューターを使って有機プラスイオンと有機マイナスイオンがどんなふうな3次元構造をとっているか計算しています。


精度の高い計算をするにはけっこう時間がかかって、朝に始めれば午後には終わるというFryの予想に反して、5時になっても終わらなかったので、週末明けの月曜日(明日)まで待とうということになったのが先週の金曜日です。


このレベルの計算をするにはちょっと前には5年、10年かかっていたというFryの話を聞くと2,3日待つくらい何てことはないと思えます。



今までのところはこんなかんじです。




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